
「イチヤマってさあ、どいつが本物なんだ?」

「どれって全部細胞分裂した俺だから、全部オリジナルだけどさあ。
まあ、そうは言っても、分裂した時から別行動だから、経験とかは違ってくるから、そういう意味では別物にはなっていくけどな、ちょろっとだけど。」

「お前この前合体してデカくなったりしたよな?」

「統合と言うか・・・・・・あれをやったら、全員の記憶が一つに集まるし、一時的に力も強くなるけど、しばらくしたら、またいつものサイズに縮むんだよね。」

「イチヤマはさあ、縮む事は出来ねーのか?」

「出来る事は出来るけど、馬鹿になるみたいだ。
今のこの大きさ以外だと、知能がしっかりしないみたいでさ。
合体してる時は、色んな意識がゴチャゴチャしてて、動きが鈍くなるし。」

「でも、お前は良いよな。
一人で100人分バイト出来るし、バイトしながら遊べるし、俺は信じられねーけど勉強も同時に出来るんだろ?」

「確かに、稼ぐ担当、遊ぶ担当、勉強担当とか色々同時に便利かもなあ。
後で統合したら、普通の100倍は時間得してる感じだし。
でも、運動神経はそんなに上がらないんだよね。」

「お、そこだけは俺勝てて嬉しーぜ♪」